名古屋市瑞穂区で中古分譲マンションの入居前フローリング剥離ワックスのご依頼をいただきお伺いしました。
既存ワックスを剥離
前の所有者が賃貸に出されていたとのことで、おそらく入退去時にワックスを塗り重ねていたんでしょう。ワックスを塗り重ねると光沢はあがるので一見キレイにみえますが、フローリング表面の汚れがしっかりと取り除けていなかったようで、部分的な剥がれや黒ずみ、水抜け(水滴がそのまま放置されてワックスのツヤがなくなってしまう現象です。)が目立ちます。
また、ワックスの塗布跡も目立ちます。
このままワックスを塗っても改善はできないので、まずは既存ワックスを全て剥離します。
剥離は簡単にはいきません
剥離のためには、剥離剤を使います。剥離剤を塗ってこすればOK…というわけにはいきません。
簡単に剥がれることはほとんどなく、色々なパッドや道具を使いながら、フローリングにできるだけダメージを与えないように注意しながら作業をすすめてゆきます。
剥がれた古いワックスのくずです。全て手作業で進めていきます。
剥離したところです。色々な角度から剥がし残しがないか何度も確認。
剥離したところと、していないところの差は歴然。
ワックスを塗ります
剥離が全部終わったら、丁寧に水拭きをしてワックスを塗っていきます。
一度に全体を塗ることはしません。まずキレイに仕上がらないので。ブロック分けしてブロック毎に仕上げていきます。
完成しました。今回LDKと廊下のご依頼でしたが、二日間かかっています。どうしてもフローリングにダメージを与えずに、ムラなくキレイに仕上げるためには時間がかかります。焦りは禁物。剥離ワックスはこれに尽きます。
剥離作業の間ほぼよつん這い状態なので、体は疲れはしますが、お客様にお喜びいただけると、疲れもふっとびます。有難うございました!